〈ジェラッテリア&カフェ ricarica〉

―― 起業のきっかけを教えて下さい。
私は元々、イタリアの海辺にある街でイタリアンのコックをしていました。イタリアにはジェラート屋がたくさんあり、みんなの憩いの場として利用されています。その街にあった、あるジェラート屋さんがとても人気で私のお気に入りでもありました。こういったイタリアの文化を日本でも出来れば面白いだろうなと思ったことがきっかけです。

―― 堺市でお店を出されたきっかけは、なんですか?
私の地元だからです。まずは自分が生まれ育った堺市の方にジェラートの魅力を知ってもらいたいと思いました。現在は北堀江に、 Groovy Ice Cream GUFOも出店しています。
―― アイスクリームは、毎日作るのですか?
はい毎日、手作りで作っています。アイスクリームは出来たてが一番美味しいです。
―― 一番の人気商品はどれですか?
圧倒的にミルクが人気ですね。素材のおいしさを活かしたフレッシュな美味しさが特徴です。

―― こだわりや特長を教えてください。
アイスクリームを食べに行くというより、アイスクリームを食べに行くという遊びを提案しています。近場の遊びといえば、ボーリング・カラオケ・カフェなどありますが、この中に、アイスクリームを食べに行くという新しいカテゴリーを追加したいなと思っています。

―― この仕事をしていて嬉しかったことはなんですか?
そうですね、この店をOPENしてから約10年になるのですが、当時はまだ大阪にジェラート屋さんがなく、ジェラートの知名度が低かったんです。でも今ではたくさんお店が増えてジェラートが身近な存在になってきたことが、うれしく思います。あと、子供の頃から遊びに来てくれていた方がバイトの面接に来てくれた時は、すごく嬉しかったですね。
―― どのような人材を求めていますか?
リカリカを好きで応募してくれる方や、アイスクリームが好きな方に来てほしいですね。
―― 新型コロナウイルスの影響はありますか?
すごく忙しくなりました。学校が休みになって、みんな都会に出なくなり地元で遊ぶようになりました。そのおかげで忙しくさせていただきました。しかし大阪市内にある店舗は、大打撃を受けましたね。今は少しずつですが戻って来てます。
―― 堺市はSDGs未来都市に選定されているのですが SDGsについてどのようにお考えですか?
SDGsは知りませんでした。リカリカの場合、「11.住み続けられるまちづくりを」ですね。当店の想いにリンクしています。

―― 会社としての目標や野望をお聞かせください。
まさしく「住み続けられるまちづくりを」ですね。地域の方に、日常のサーカスを提供するという事がリカリカの目標です。毎日USJにはいけませんが、ここはふらっと立ち寄れる近場の非日常を味わえる、日常のサーカスなんです。新しいフレーバー出たから行ってみようとワクワクして遊びに来てほしいです。

ジェラッテリア&カフェ ricarica (リカリカ)
〒590-0025 堺市堺区向陵東町1-2-20
http://www.ricarica.jp