
こんにちは、ミスターブレーンの福田です。
ある日、あなたのホームページが「このサイトは安全ではありません」と表示されたらどうしますか?
「うちは大企業じゃないから大丈夫」と思っていても、中小企業のWordPressサイトが狙われるケースは年々増えています。
今回は、実際に私たちが診断した中で発見された「改ざん被害の一例」とともに、**改ざんされると何が起こるのか?**をわかりやすく解説します。
改ざんされたサイトで実際に起きていたこと

✅ 事例:ある企業のWordPressサイト
状況:Google検索結果で「このサイトは危険です」と表示され、アクセス数が激減
原因:古いプラグインの脆弱性を突かれ、マルウェアが埋め込まれていた
影響:
・修復・復旧・再審査対応のコスト:数万円〜十数万円
・サイト訪問者が警告表示で離脱
・お問い合わせがゼロに
・修復までにかかった期間:約1週間
改ざんされると、具体的にどうなる?
起こること | 説明 |
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🔴 ウイルスが埋め込まれる | サイトを訪れた人のパソコンやスマホが感染する可能性も |
🔴 フィッシングサイトに転送される | あなたのドメインが偽の通販や銀行ページに使われることも |
🔴 Googleの検索結果に警告表示 | 「このサイトは安全ではありません」と表示され、信頼を失う |
🔴 問い合わせ・売上が激減 | サイトが使われなくなり、ビジネスに直結する損失に |
なぜ改ざんされるのか?
多くのケースで、以下のような「ちょっとした放置」が原因です。
✅ WordPressやプラグインの更新が止まっている
✅ 不要なプラグインを入れたまま
✅ セキュリティ対策をしていない(ログイン制限や二段階認証なし)
☠️ 攻撃者は「脆弱なサイト」を自動で探しています。知らない間に、あなたのサイトも“対象”にされているかもしれません。
改ざんを防ぐには?
今すぐできる5つの対策を紹介します。
✅ 定期診断サービスを活用して、外部からのチェックを受ける
✅ WordPress本体とプラグインを常に最新版に保つ
✅ ログインに2段階認証を導入する
✅ 使用していないプラグイン・テーマは削除する
✅ バックアップを定期的にとる(できれば週1回)
〈最後に〉放置せず「気づくこと」が最大の防御です
サイトが改ざんされても、見た目が変わらないことも多いため、本人が気づかないまま数ヶ月放置されるケースもあります。
だからこそ、**“プロの目でチェックする定期診断”**が重要なのです。