〈ライトヴィジョン〉代表取締役 丸谷 博章

――  アロエ治療院とライトヴィジョンの関係性を教えてください。
また現在に至るまでの歴史について教えてください。
まずアロエ治療院は私の父親が経営しておりまして、ここでは「はり・きゅう・マッサージ」を行っています。そして私は専門学校卒業後、鍼灸の国家資格を取得しましたが、すぐには鍼灸の道には進まず仕事を転々としていました。薬局で働いていたころに、漢方薬と出会い東洋医学の面白さに気づき、鍼灸の道を歩むことを決めました。そして現在はアロエ治療院の分院として訪問治療専門として「はり・きゅう」をおこなっています。ライトヴィジョンをはじめるきっかけは、当初アロエ治療院の訪問治療を行いながら、父親に紹介でされた福祉関係の会社でお手伝いをしていました。いろいろと勉強させていただき利用者さんと仲良くなってきたころに、会社の方から突然ここの事業所を閉鎖しますと言われました。そして父親と利用者さんから私達の受け皿を作ってください。と言われ、ライトヴィジョンをはじめることになりました。

――  メンタル的なケアもしっかりと行うということですが
具体的にどのようなことをされるのでしょうか?
元々障害を持って生まれた人、事故や病気で障害を持った人などいろいろな形の障がい者がいます。たとえば私が今日交通事故をおこして、障がい者になるかもしれません。若くてこれから頑張っていくぞ。という方が事故で障がい者になった場合はメンタルケアが必要になってきます。メンタルケアの方法はいろいろありますが、その中で障がい者が障がい者のメンタルケアをするための資格があり、障がい者の気持ちに寄り添いケアをすることが出来ます。また私の両親は視覚障がい者ですので、両親が障がい者である子供の立場の気持ちや、するべきことが分かりますので、そういう方の相談にも乗れると思います。それとこれまでは、事故をして障がい者になった時、病院にいる時は先生たちがサポートしてくれますが、退院後は誰もサポートしてくれませんでした。ですので自分で探す必要があり途中で挫折する方がたくさんいましたが、数年前にやっとサポート出来る体制が整いました。

――  同行介護の行き先は利用者の方が決められるのでしょうか?
また人気のスポットはありますか?
基本的に行き先は利用者の方が決めます。行き先はさまざまでして、お花が咲いている公園に行ったり、ショッピングモールに買い物に行ったり、観光名所に行ったりします。以前、二人乗り自転車をこいで八尾から河内長野まで行ったこともあります。笑 あと仲の良い同業者の話では、スカイダイビングをしたという方もおられたそうです。笑 ですので、行き先は利用者が楽しめるところなら、どこでもいいのです。

――  今、特に力を入れている事はありますか?
私が薬局で働いていた時、お客様に症状を伺い症状に合った化粧品やサプリメントなどを提供していました。そういったカウンセリングの経験を生かして薬膳をそういった形でお客様に提供できないかと考えている時、私の古くからの友人がクッキーの販売を行っておりまして、この話をしたらお菓子の薬膳を一緒に作らないかと言われ始めることになりました。今はまだ準備段階ですので詳しくは話せませんが、この事業がうまくいけば障がい者の雇用も考えています。

――  将来的に障がい者の方々が運営する会社を全面サポートを考えているということですが具体的にどのようなことをされるのでしょうか?
サロンの運営は障がい者の方でも出来ます。実際されている方もたくさんいます。しかしハンディーキャップがありますので基本的な骨組みはこちらで作りマニュアル化します。ここだけしっかり行えばサロンの運営は出来ます。障がい者の方の仕事と夢を実現できるようサポートしていきます。

――  新型コロナウイルスの影響はありますか?
1つは、私は鍼灸を世の中に広めることを目的とした協会に所属しているのですが、その活動が去年から出来ていませんので鍼灸の広がりもストップしています。2つ目は、外出支援について当社は変わらず外出支援を行っていますが、大手の事業所などは外出支援を中止にしていましたので外出を出来ない障がい者が沢山いましたので辛かったと思います。感染リスクがあるからといって頭ごなしに中止するのではなく、感染しない方法を考えることが大事だと私は思います。

――  堺市で事業を行ってきた会社として今の堺市をどう思いますか?
私は堺市でしか事業を行ったことがありませんので、堺市が良いか悪いかも分かりませんが、福祉制度に関してはそれなりに充実していると思います。しかし政令指定都市としては、まだまだ弱いような気がしますね。細かなことですが、例えば堺市でよく見かけるバスは、障がい者の方にとって使いにくいのです。バスが来てもどこ行きのバスなのかアナウンスが無いのでどれに乗って良いか分からないなど、そういった細かい不便が堺市にはまだまだあると感じます。

――  堺市はSDGs未来都市に選定されているのですがSDGsについてどのようにお考えですか?
SDGsの活動は素晴らしいと思います。しかし、ビジネスにつなげて行きましょう。という部分に私は少し引っかかります。これを言ってしまうとSDGsのためにビジネスを行うのではなく、ビジネスのためにSDGsを行う企業が増え、目的がおかしくなってしまうのではないかと思います。まだまだ認知度も少ないと感じますので結束して取り組んでいく必要がありますね。当社でリンクできそうな目標としましては、「3.すべての人に健康と福祉を」、「8.働きがいも経済成長も」、12.つくる責任つかう責任」になると思います。

――  今後の目標をお聞かせください。
そうですね。何が一番やりたいかと聞かれたら、鍼灸治療をしたいと答えます。理由としてはまず、鍼灸を行っている父親の背中をみてきたことと、次に鍼灸の資格を取得し経験を積んでいく中で鍼灸の奥の深さと素晴らしさを知ったことです。しかし、なぜここまで鍼灸が世の中に浸透しないのだろう。どうすれば浸透していくのかとういことを日々考えています。鍼灸の仕事だけで生活できずアルバイトをしながら行っている人は沢山します。そういった人のためにもこの業界を盛り上げていく必要があると思っています。ですので今後の目標としては、この鍼灸を世の中に広め、予防医療として若い世代にも活用していただけるように鍼灸の推進を進めていきたいと思います。

株式会社ライトヴィジョン
〒591-8025 堺市北区長曾根町130-42さかい新事業創造センターS-Cube
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